コロナ禍後のフィリピン支部会合
東京農業大学校友会フィリピン支部は2023年2月11日(土)にフィリピン大学ロスバニョス校(UPLB)のOrnamental Crops Nursery(サンチェズ先生、フィリピン支部会長のオフィス)にてコロナ禍後の初ハイブリッド会合を開催した。支部長のメッセージ、支部の歴史紹介、自己紹介、今後の活動等について議論し、農大に関する状況のアップデートを行った。会合後に、キャンパス・ツアーも楽しく実施した。本学卒業生は、UPLB等の教員、中央ルソン州立大学(CLSU)副学長、研究機関の役員・研究者、フィリピン農業省の職員、日系企業の社員・役員、起業家などとして、幅広く活躍している事が確認できた。
農大の新しい設備(農大サイエンスポート、国際センター等)や取り組み(世界学生サミット、CLSUとの連携等)などについて、下口先生(国際バイオビジネス学科)が紹介し、皆さんに関心を持っていただいた。また、現在農大に留学中のフィリピン人の生活や研究の様子を報告し、2022年度には博士前期課程1名、博士後期課程1名が修了予定であり、修了後はそれぞれ博士後期課程への進学とUPLB教員として復員を予定している。昨年8月に実施したフィリピン実地研修への支部のサポートに対して感謝すると共に、2023年度の同研修へのサポートもお願いした。また、Visiting PhD Studentとして、UPLBに1年間滞在する農大の博士後期課程の佐藤君のサポートをお願いした。
フィリピン支部の今後の活動として、(1)フィリピン支部名簿のアップデート、(2)フィリピンの農大同窓会ネットワークを強化し、日本とフィリピンで活躍しているフィリピン人と日本人同窓生を繋げる、(3)農大のフィリピン国内でのPR、(4)農大の研究・教育活動のサポートの4点を中心に取り組む事を確認した。