アルゼンチン支部
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活動報告
アルゼンチン支部の釜津紀之氏が外務大臣表彰を受賞
アルゼンチン支部の釜津紀之氏(昭37拓、アルゼンチン・エスコバル市在住)が令和3年度外務大臣表彰を受賞し、12月10日に大使公邸で伝達式がありました=写真。
釜津氏は日亜福祉センター理事長で、日本とアルゼンチンとの相互理解の促進に貢献され、その功績が顕著と認められました。
外務大臣表彰は、多くの方々が国際関係の様々な分野で活躍し、日本と諸外国との友好親善関係の増進に多大な貢献をしている中で、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
(アルゼンチン支部長・村藤 修)
左から中前隆博大使、釜津紀之氏、次男のエリック氏(2021年12月10日、在アルゼンチン日本国大使公邸で)
<釜津紀之氏の略歴>
昭和37(1962)年に東京農業大学農業拓殖学科を卒業後、翌年アルゼンチンに渡航。2017年までの54年間、初生雛雌雄鑑別師としてソール・ナシエンテ孵卵場、 コオブス アルヘンティーナ孵卵場、サンセバスティアン孵卵場、クレスタ ローハ孵卵場に勤務。日本発祥の世界に誇れる鑑別技術を当地の養鶏業界に技術移転して産業発展に寄与した。生涯現役を標榜し80歳まで雌雄鑑別の仕事を継続した。現在は次男に継承。自家製用の養蜂は継続している。
また、2005年からエスコバル日本人会会長として地域社会の発展に貢献。2015年には日亜福祉センター理事長に就任。高齢化が進む日系社会の老人福祉に対応して老人ホームを献身的に運営し、日系人の豊かな老後を目指して福祉向上に貢献している。
更新日:2021.12.13.