校友会台湾支部交流視察団が帰国しました。

校友会本部が平成25年度事業計画で初めて企画した台湾国立中興大学表敬訪問と台湾支部交流視察団一行31人は、9月27~30日の3泊4日の日程を無事に終え帰国しました。
今回の派遣目的は、東京農業大学の国際化に対応した海外校友会との連携のあり方を探ること、さらには東京農業大学との海外提携校を表敬訪問し、留学生の受け入れなど国際的な教育研究の協力を要請することにありました。

「中興大学」と連携を再確認

視察団には、校友会から三好吉清会長ほか17人、大学から高野克己学長ほか2人、教育後援会から櫻井淳会長ほか6人、東京情報大学から牛久保明邦学長ほか2人が参加しました。
台北市松山空港で謝克晶台湾支部長、藍蒼州台湾支部幹事長らの校友の出迎えを受けた一行は、27日午後、台湾国立中興大学を表敬訪問、李德財学長らと会見し、将来にわたる相互の協力関係を確認しました。中興大キャンバス見学の後、農業暨自然資源學院(農学部)を表敬訪問、農学部長らと懇談、留学生の派遣・受け入れなどについて実情を踏まえ意見交換しました。東京農業大学に留学したのち、農学部で教員として活躍している多くの校友も参加、終始和やかな雰囲気の中で互恵関係を再確認しました。
表敬訪問であいさつに立った三好会長は「貴大学を訪問致しましたのは、1992年に貴大学と本学とが学術協定を締結し、教育交流を行い、現在に至るまで、多くの留学生をお送りいただき、また、多くの派遣学生を受け入れていただいた実績が語るように、貴大学とは姉妹・兄弟のような思いがある。中興大学の学長先生はじめ、本日ご列席の先生方には、今後とも東京農業大学に対してご指導賜り、また、末永く東京農業大学とお互いに交流を深め、世界の食料・農業・環境問題に関する教育・研究とその実践について、ご支援ご協力をお願したい」と述べました。

台湾視察(写真)

台湾支部との交流を深める

28日午後には、視察団が滞在するホテルで、台湾支部校友30人が参加して台湾支部との交流会が催されました。
交流団を代表してあいさつした三好会長は「謝支部長様はじめ役員の皆さまには、快く視察団を受け入れていただき、このように多くの台湾支部校友も温かくお迎えいただき、感謝に堪えない。今回の訪問は、校友会本部が初めて企画した『海外支部との交流視察』の1回目である。グローバル化した国際社会の中で、今日、東京農業大学は、数多くの留学生を受け入れ、また、世界各国の大学にも留学生を派遣している。留学し卒業生の多くは、母国に帰国し、各方面で活躍されており、現在1700人を超える海外校友会員となり、今後も増加が予想される。台湾支部にも320人を超える校友がおり、韓国に次ぐ会員数となっている。このような状況に鑑み、校友会も海外支部およびその会員への支援活動が今日的な課題となっている。今回の台湾訪問は、皆さまと交流を行う中で率直な意見交換を行い、海外校友支部活動のあり方を探るのが目的の一つ。二つ目は、3年後に東京農業大学は創立125周年を迎える。その記念事業として世田谷キャンパスに『東京農業大学国際センター』を建設することが決定した。その建設事業費の一部について、卒業生校友から募金をお願いすることになっているのでご協力をお願したい。短い時間ではあるが、懇談を楽しみつつ、母校の発展に寄与する校友会活動の方向を議論いただきたいと思う。また、東京農業大学の校友として、末永く、友人としてのお付き合いをお願い申し上げる」と話した。

教育後援会は懇談会を実施

一方、同行した教育後援会は28日、台湾からの留学生の保護者ら60人が参加して大学での教育・生活上の課題や進路などに関する教育懇談会を開催した。東京情報大学の牛久保学長らは情報大校友会総会に参加した。

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