パラグアイ支部

東京農業大学パラグアイ校友会について

【パラグアイにおける東京農大校友・移住小史】
パラグアイ支部校友 合田義雄氏がおまとめになられたものです。1956年に服部氏が移住されてから多くの校友がパラグアイに在住されました。是非ご覧下さい。

パラグアイにおける東京農大校友会・移住小史(その1)

パラグアイにおける東京農大校友会・移住小史(その2)

東京農業大学パラグアイ校友会移住年表

【東京農業大学校友会パラグアイ支部と校友の歩み】

東京農業大学校友会パラグアイ支部と校友の歩み(1956年~)

活動報告

写真で見る“校友会パラグアイ支部校友会館”の今昔

1993年に会館で開催された支部総会の様子

 この写真と記事(写真①)は2007年にパラグアイ日本人会連合会が発行したパラグアイ日本人移住70年誌で紹介されたもの。念のため、記事も掲載します。写真②には14人写っていますが、校友一人が撮っているので実際には15人でしょう。総会終了後に会館にいた寮生(寄宿生)2人と校友夫人1人も参加し記念撮影をした。その後、会館の広い勉強部屋で会食したと思います。
 うち校友は12人(撮影した校友を含め)。その中の6人が永住校友で、残り6人がJ I C Aから派遣された専門家、青年協力隊員です。支部の移住小史にも記しましたが、当時はこのように永住会員と同数程度の日本から派遣された校友がおり、いろいろ支部活動を盛り上げてくださいました。

①日本人移住70年誌に掲載された記事

①日本人移住70年誌に掲載された記事

②記事の写真(拡大したもの)

1998年当時の校友会会館の様子と寮生

 会館の下宿生は8人ほど。校友3家族の子弟7人と、校友子弟以外が1人。当時の下宿料は会館維持費が出る程度の安価で、土地税などは全て校友会会計から支出していました。
 会館は1987年に完成したので、築12年後の様子です。この頃、イグアスの校友子弟が多くアスンシオンの大学で学んでいました。当時、パラグアイの大きな大学はアスンシオンにある国立大学と、私立のカトリック大学の二つで、他に大学らしい大学はありませんでした。
 そのような教育環境で、1978年の校友会パラグアイ支部発足時、イグアス移住地に住む校友(校友の7割はイグアス移住地に住んでいました)から、強く希望されたのは、安価な学費で勉学できる国立大学で勉強できるよう、安い下宿代で利用できる会館を校友会に建てて欲しいが1番の要望事項でした。
 1980年には会費に加え、会員は会館用地購入のため特別積立金を開始。4年後、念願の会館用地を確保。継続し、建設資金の積み立ても開始されましたが、建築資金の確保は容易ではありませんでした。
 1986年、海外校友に理解のある松田理事長と日本の校友会の協力で、念願の建設資金が確保され、1987年に国立大学への通学に便利な場所に落成した。落成式には伊藤澄麿教授を代表に農大柔道部一行が来訪し、アスンシオンで模範柔道大会も開催。ブラジル農大会の松田昭次郎会長も陸路はるばる出席した。
 完成後の会館は1995年に第1回改修。1997年に2部屋を増築(会館正面遠景の壁の白い左奥1階が増築部分)、当初2人1部屋の会館が、1人1部屋で利用できるようになりました。
 やがて校友子弟も大学を終え、研修、留学に行くと会館を利用する子弟も1人、2人になり、2008年より当地の日系家族に借家にされていました。
 借家は借家人の都合で、安い借家料でも滞ることがあり、一時期、校友会館を売却し、小さなアパートの部屋を買って引っ越すことも考えました。しかし、築25年、改修も不十分な会館には、購入希望者はいませんでした。

 

③会館正面遠景

④会館正面近景

⑤会館正面入り口

⑥共同勉強部屋1

⑦共同勉強部屋2

⑧食堂1

⑨食堂2

⑩食堂3

⑪2階階段電話、予定表

⑫洗濯物干し場

⑬2階女子部屋、通路

⑭増築部分の男子部屋

2021年、現在の校友会館の姿
 そこで、会館の本格的改築がスタートを切り、すでに6、7年経過。その間、借家料のほぼ100%は改修費に、一般会計の余裕も、改修に回されました。
 主な改修は、半分ほどレンガ塀が残っていた正面外壁を全て鉄格子に換え、会館横にあった古い元管理人用家屋を崩し、車庫(4台分)に建替え。水道タンクと配水管を取り替え、電気配線を従来の一体配線から7部分ほどに独立配線。エアコン、PC、プリンター、冷蔵庫などを各部屋で使用可能な配線にし、独立配線ごとに電気使用料メーターを設置。台所はもともと1箇所で共同利用だったが、その台所を残しつつ、他に3箇所の小台所を設置。トイレ・シャワーもかつては共同利用が中心であったが、個人利用を増やしプライバシーを尊重。

⑮会館正面

⑯会館正面入り口周辺

⑰会館と車庫

⑱会館側面と庭

⑲車庫と会館側面

 
 現在、会館を利用している人・グループ(計6名)と会社は日本から来た方が多く、古い方では7年程度滞在しています。これは我々のように、日本から来て、長く住んで欲しい、パラグアイを第二の故郷にして欲しいと願っています。
 本来、農大校友を中心に会館を活用して欲しいのですが、すでに30年以上の新規の校友移住者がいない状態です。しかし、2021年5月末より、当地に移住して45年になる校友が単身で会館に住み始めました。

⑳校友会会議室・校友会旗・机上は思い出の写真

㉑校友会会議室・歴代学長写真

㉒旧食堂・現工房の一部

㉓旧勉強部屋・現会社事務室

㉔旧勉強部屋・現会社事務室

㉕会館2階と廊下、左部屋を改造

㉖洗濯物干し場より表を見る

㉗裏庭、旧男子部屋、洗濯物干し場

㉘庭と洗濯物干し場

 

 また、2017年には校友会本部の小野甲二事務局長、小野功名誉教授ほか2人、2019年には本学の新部昭夫副学長、国際農業開発学科の入江憲治先生、山田隆一先生の3教授、さらに同年に農友会海外移住研究部の学生4人がパラグアイ日系社会を訪問調査し、会館を訪れています。

㉙会館正面玄関で。左から山田教授、入江教授、新部副学長、合田支部長(2019年)

㉚会館会議室で3教授1

㉛会館会議室で3教授2

㉜会館を訪れた海外移住研究部の学生4人1

㉝会館を訪れた海外移住研究部の学生4人2

 

 写真からも判るように、多くの人とグループが会館を利用していますが、常に校友会用に一室は確保・管理し、校友会の会議、来訪者の受け入れを可能にしています。数年前まで、校友会館会議室で毎年の支部総会が開催されていましたが、校友の高齢化、校友の居住地がイグアス市に多いことから、この数年は総会、打ち合わせはイグアス移住地で開催しています。なお、2020年度総会はオンラインで行いました。
 会館の立地環境もこの三十数年間に、大きく変化しました。今では簡易アスファルト舗装が会館前と周囲を走り、大型スーパーもでき、4、5階建のアパートが新築されました。周りの住宅も家主が変わったのか、新築・大規模改築が行われています。校友会館も幸い面目を一新、恥ずかしくない様相になりつつあります。
 今後も、小規模ながら会館の改修・改良を継続し、住む方の便宜をはかりつつ、会館の経済的価値を高めたい、つまり、当地校友会支部の所有資産価値を高めたいと考えています。

校友会パラグアイ支部

支部長 合 田 義 雄

更新日:2021.06.18.

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