東京農大への元留学生がノーベル賞受賞者3名との懇談会に参加
伯国農大会北伯分会員の、トメアスー在住、鈴木エルネスト校友(現トメアスー市農務局長、農場経営)の子女、パトリッシア・ミエ・スズキさんが、ブラジルアカデミー(ABS)主催のノーベル賞受賞者3名との懇談会のメンバーに選出され、2021年4月7日にネット上で実現しました。
パトリッシアさんは、アマゾニア農大(UFRA)の林学部学生(来月5月に卒業予定)で、2018年には、東京農大に交換留学生として半年間、勉学の機会を得ています。
今回のノーベル賞受賞者たちと、「科学の価値」をテーマにした懇談メンバーに選ばれたのは、40名です。ブラジル各地の90大学から推薦された優秀な大学院生、学部学生たち170名の中からの選抜です。アマゾニア農大では、とても名誉なことであり、地元の新聞と大学のホームページでも、パトリッシアが選ばれたことを報道しています。
4月7日のYouTubeでのネット対談を見ましたが、パトリッシアは、2012年ノーベル物理学受賞者のSerge Harocheへ、コミュニティとの関わりのことを聞いており、とても良い質問ができたと思います。(伯国農大会北伯分会 佐藤卓司)