醸造科学科で兵庫県の誇る酒米「山田錦」の連携講座が開催されました

醸造科学科での連携講座の様子(令和元年5月30日)

 
 兵庫県が、東京農業大学と平成29年4月に締結した「地方創生に係る包括連携協力協定」に基づく取組の一環として、本年度、酒米「山田錦」を通じた兵庫県、JA全農兵庫県本部と東京農業大学との連携による日本酒・酒米を担う人材育成等が行われています。
 
 5月30日には、次代の日本酒生産を担う醸造科学科の3年生約150を対象に、「山田錦」の特性や、酒米の品種改良、酒米の流通等の取組を伝える連携講座が世田谷キャンパスで開催されました。
 講師は、兵庫県立農林水産技術総合センター農業技術センター農産園芸部の杉本琢真課長、JA全農兵庫県本部米麦部の土田部長、桐山米麦課長。
 学生からは「山田錦が兵庫県でつくられ、酒米作付が全国1位だということを知りとても驚いた」「農家と酒蔵との強いつながり(村米制度)に興味を持った」など沢山の感想が寄せられています。
 また、兵庫県産山田錦が、実験材料として別途提供されており、3年生が、山田錦の醸造特性や他の酒米品種との違いを把握する実験を行います。
 
 今回の連携講座の開催に当たっては、エクステンションセンターの大浦センター長と醸造科学科の穂坂教授に大変お世話になっております。引き続きご指導をお願いします。

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