㈱本田商店「テロワール館」を兵庫県支部有志が訪問
銘酒「龍力(たつりき)」で有名な、兵庫県姫路市網干区の酒蔵「㈱本田商店」では、11月に「テロワール館」をオープンし、自社で取り組む土壌研究の成果を紹介しています。酒米を生み出す土壌と酒の味わいの関連性に目を付けた独自の取組です。
「テロワール」とは、「土地」を意味するフランス語から派生した言葉で、生育環境を意味しています。ワインではおなじみの言葉ですが、日本酒でこの言葉を使うのは極めて斬新で、オープン早々の12月5日(土)、兵庫県支部の有志で訪問しました。
テロワール館では、同社の本田龍祐専務(平成14年、醸造科学科卒)から説明を受けました。酒米が栽培されている農地のモノリス(土壌標本)の前で、そこで穫れた酒米からできた日本酒を飲みつつ、本田専務の熱弁に聞き入りました。
今回は、中村重夫先輩(昭和45年、畜産学科卒)のお声掛けで、立花照弘先輩(昭和50年、畜産学科)、長井政明先輩(昭和51年、畜産学科卒)が参加。支部から、石原憲一郎支部長、椿野健次幹事長も出席しました。
ご対応いただいた、本田専務と㈱本田商店には、心からお礼を申し上げますととともに、ますますのご発展をお祈り申し上げます。
ご参加いただきました先輩諸氏におかれましては、新型コロナウイルスが猛威を振るっています。くれぐれもご自愛いただき、良い年をお迎えください。