石原支部長(兵庫県参与)の首里城復元に向けた講演の様子が新聞で紹介されました。

↓以下は新聞本文
 

 2019年秋の火災で焼失した那覇市・首里城の復元に向けた取り組みを進めている県参与(花と緑のまちづくり推進担当)の石原憲一郎さん(74)=神戸市=が7日、沖縄学「ひやみかせ 首里城復元!」と題して、尼崎市総合文化センターで講演した。「ひやみかせ」とは沖縄で「さあ、立ち上がろう」を意味する。NPO法人関西沖縄文化研究会(尼崎市、仲村智子代表理事)が主催し、約60人が聴講した。
 首里城は1992年から、沖縄県の本土復帰20年に合わせ国の復元事業が進められていたが、2019年10月の火災で正殿など主要な建物が焼失した。現在、26年度の正殿復元に向けて工事が進められている。
 首里城の正殿などは戦前に国宝指定され、沖縄戦で焼失。政府は1986年、国営公園として復元を決め、旧建設省職員だった石原さんが公園事務所長として現地に赴任した。古い設計図などの資料集めから始め、用地買収の住民向け説明会にも出向いたという。石原さんは「(首里城は)沖縄県民にとって琉球の歴史への誇り、愛着の象徴。再び国宝に指定されるくらい細部まで忠実な復元を目指す。」と話した。
 兵庫と沖縄は72年11月に「友愛県提携に関する協定書」を結んでおり、2022年に50年の節目を迎える。石原さんは「首里城をシンボルに文化や芸術、経済などの幅広い交流を続けていきたい」と話した。

 

毎日新聞 2021年(令和3年)11月10日(水)朝刊

 

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