皇室の新年行事「歌会始の儀」に石川県支部校友・室木さんが出席

 

 令和8年1月14日、皇居において新年恒例の皇室行事「歌会始の儀」が宮殿「松の間」で執り行われ、石川県支部校友の室木正武さん(昭43林、昭45院経修)が出席しました。
 今年のお題は「明」。国内外から1万4,600首の応募があり、室木さんは一般の選者10人の中に選ばれ、次の歌が披露されました。

 

大地震(なゐ)に たふれし 明日檜の年輪を
百までかぞふ 製材前に

 

 能登半島地震の際には、校友会本部から石川県支部に多額の見舞金が寄せられ、支部で協議のうえ、全壊の被害を受けた校友にお渡ししました。被災された校友の皆さんにとって、大きな励みになったと聞いています。
 室木家は代々山林を所有し、室木さんは穴水町で造園用品店「能登芝生」を経営しています。地震により自宅は全壊し、長男が倒壊家屋に閉じ込められられるという危機的状況に見舞われました。発災直後は消防の支援も受けられず、近隣住民が総出で救助にあたったそうです。見舞金は室木さんにも届けられました。
 今回の歌は、住宅再建のため、先代が丹精込めて育てた山林の木を伐採する作業に向き合う、室木さんの現在の心境を詠みこんだものです。今年4月には新居の完成を目指しており、今回の入選を励みに、能登の復興を詠んでみたいとの抱負を語っておられました。

   石川県支部副支部長 柴野大盾(昭42化、能登町在住)

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