熊本県支部で第22回文化講演会を開催しました

挨拶をする鶴田熊本県支部長 講演する東京農大の大久保教授

 

 令和7年3月15日に、文化講演会を開催しました。この催しは平成13年に
第1回。支部活動のメイン事業として定着し、今回で22回目の開催になります。
 会場は熊本市内の水前寺共済会館グレーシアで、校友はじめ在学生やその保護者の方、他団体の皆様、65名の参加がありました。

 今回の講演会は、農学を学んだ校友が気候変動をはじめとした世界の食料を巡る諸事情に関する情報を知識として獲得し、それぞれの立場でどのように行動を変えていくべきかを考える契機となることを目的として開催しました。
 問題提起としては、農業経済学、環境経済学、とりわけ地域資源管理、生産者・消費者行動の分野・領域を中心に置いた研究活動をしておられる、本県菊陽町ご出身の国際食料情報学部 国際食農科学科教授、大久保研治先生に、演題「環境の変化が与える食料需給への影響」で、ご講演いただきました。
 「世界の食料はどうなる?」「日本の食料は大丈夫?」「私は何をなすべきか?」
 夏場の猛暑など気象変動の影響で野菜やコメの価格高騰が続いている現状でのタイムリーな内容であり、参加者は熱心に耳を傾けていました。

 大久保教授のご講演に先立ち、今春、東京農業大学に入学予定の藤井ちとせさんへの激励を行いました。藤井さんには、入学にあたっての決意、農業に対する思いや具体的な学びのデザインを表明してもらいました。
 今後の農大生の将来は益々希望が持てると実感しました。

 熊本県支部では、今後も校友の期待に応え、併せて、母校の発展にも寄与できる活動に取り組んで参りますので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

(熊本県支部幹事長 小島裕二)

 

東京農大入学への決意を表明する藤井さん 大久保教授の講演に熱心に耳を傾ける参加者

 

 

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