正代関の初優勝が茨城新聞に掲載されました

大相撲、正代関の初優勝に歓喜 東京農大県内卒業生「感無量」「よくやった」

2020年9月28日付 茨城新聞に掲載  

テレビの前で正代関の優勝を喜ぶ県内の東京農大卒業生ら=土浦市内

「正代、よくやったー」。大相撲秋場所千秋楽の27日、初優勝を飾った関脇正代関(東京農大卒、時津風部屋)を県内の東京農大卒業生らが応援した。優勝決定の瞬間、土浦市小岩田西のJA水郷つくばに集まった卒業生10人は、テレビの前で割れんばかりの拍手。「農大出身者の誇り」「これから大関、横綱だ」と母校出身力士の活躍に沸いた。

同大出身力士の優勝は初めてで、大関昇進も確実に。卒業生でつくる校友会県支部長の高野三郎さん(78)は「感無量。今場所は前に出る戦いぶりが見事だった」とたたえた。同大相撲部で正代関の3年後輩に当たる笠間市の小暮裕也さん(26)は「後輩として誇りに思う。活躍を見て、自分も仕事を頑張れる。いつも励みになっている」と感謝した。

県内の同大卒業生らは、つくば場所などで県内を訪れた時津風部屋所属の力士の激励を開き、同大OBの正代関を励ましてきた。

激励会は、同部屋の現役力士に同大出身者が多く、時津風親方(元幕内時津海)もOBであることなどから、県内でつくば場所などがある時期に合わせて開いてきた。

激励会の発起人はつくば市、酒井幸宏さんだったが、今月22日、正代関の優勝を待たずに亡くなった。同市の老舗パン屋「ピーターパン」会長で、86歳だった。この日集まった卒業生らは、正代関の優勝を喜ぶとともに、それぞれに酒井さんをしのんだ。

酒井さんらと激励会を開いてきた同市、結束重信さん(69)は「酒井さんは正代関に『日本中の東京農大OBが見ているから、頑張れ』とエールを送っていた」と振り返り、「県南地域に住む卒業生に、激励会参加を呼び掛けていた。初優勝を、きっと喜んでいると思う」と思いやった。(高阿田総司)

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