コロナ禍後初のフィリピン実地研修
東京農業大学校友会フィリピン支部は、国際バイオビジネス学科(2024年4月からアグリビジネス学科に名称変更)のフィリピン実地研修を1999年から継続的にサポートしている。2020年度および2021年度はコロナ禍のため中止となったが、2022年度は、コロナ禍後初となるフィリピン実地研修を、学生15名(ネパール人留学生1名を含む)、引率教員2名(下口先生、サフィール先生)、TA引率2名を含めた合計19名で2022年8月10日(水)から2週間滞在し、実施した。実地研修では、フィリピン大学ロスバニョス校(UPLB)が受入機関となり、熱帯農業やアグリビジネス、食文化等実践的な知識を五感で体得し、かつ英語能力を向上させる「機会」としている。具体的には、農業実習やアグリビジネスをサポートする機関等の視察、食と文化に関する調理デモと講義、英語によるグループ発表等を実施した。
フィリピン支部会長のサンチェズ先生からはEdible Landscapingについてご説明を頂き、Ornamental Crops Nurseryを視察した。また、支部幹事長のナバロー先生からは、Institute of Food Science and Technologyで開発された様々な商品のご説明を頂き、工場見学も実施した。8月22日(月)の実地研修閉会式には、多くの農大OB・OGも参加し実地研修参加学生と交流することができた。